Pumpkin Scissors(18)

西方諸国連盟合同会議の開催中に起こったテロ事変ですが、今巻でその最終目的が判明します。アリス少尉を尊敬していたハーケンマイヤー三等武官の壮絶な生き様は、もはや天晴と言う他なく、思わず涙してしまうほどです。英雄になれなくとも、普通の人間として、彼女は正義を全うしたのです。綿密に作り込まれた重厚なストーリーもさることながら、その作画に徐々に迫力が増してきました。炎の表現は息を呑むようで、その中に立つオーランド伍長の姿は鳥肌者です。「正義とは何か」を問い続けてきた合同会議編もクライマックスです。登場する誰もがギリギリの瀬戸際。いったいどのような結末を迎えるのでしょうか? 次巻にすぐ手が伸びてしまう一冊です。

2016年10月01日